人気ブログランキングに挑戦中、是非ご協力ください!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

XS650のキャブレター分解清掃の術(バラし編)

本日はXS650のキャブレターを分解清掃する。

ちょっと悲しい事があって分解前の最初の画像は上手く撮れなかった。

一般的にオートバイ屋さんでは
分解清掃ではなくオーバーホールなんて言うが

俺の中では”分解清掃”は部品交換無し
”オーバーホール”は必要な部品交換をした時と分けている
作業内容は同じだが出来上がりは違う・・・

キャブレターはキャブクリーナーという
アンモニア系の溶剤にキャブのパーツを漬け込んで
しばししてから磨く

このキャブクリーナーはゴムやプラスチックを
いとも簡単に溶かしてしまうので
漬け込む前には全てのゴムやプラスチックのパーツを
取り外さなければならない。

シングルの場合はほとんどの場合出来ているが
マルチ(特に4気筒)などでは
組み立てと同調が面倒くさいので
そのままキャブクリを漬けちゃってる現場を
何回も見た事が有る。

キャブのオーバーホールをしなければいけない状態で
お客さんから「安くやってください!」なんて言われると
時間を短縮するためにバラさない事が良くあるのだ!

しかし、一時はそれで問題無く走行できるけど
長い目で見ると確実にダメージとなってくる。

CB750Fのキャブレターとかで
ダイヤフラムがダメになっている事が多いのは
こんな事が原因じゃないかと俺は考えている。

本日のXS650のキャブは全部バラす。

まずは上部の連結プレートと蓋を外す。

XS650キャブ01

あまりにも錆がひどいので
サンドブラストを掛けてしまった。

XS650キャブ02

サンドブラストは綺麗になるが
後の処理をしないと
ものすごく錆びやすくなってしまう
綺麗になるからバリバリ掛けちゃう人もいるが
後処理をしないなら大迷惑である。

ピストンの下部にスラッジ・・・

XS650キャブ04

吹き返しで不完全燃焼を起こしているようだ?

ダイヤフラム部分に穴が開いていないか?
光にかざして確認する。

XS650キャブ05

ゴムの弾力もあり
たぶん大丈夫・・・

本体の上から覗き込んで見るが
目立った傷も無いので
こちらもOK・・・

XS650キャブ03

続いてフロート側・・・

このキャブは少し変わっていて
フロートの下側にある
ボルトを外すと・・・

XS650キャブ12

メインジェットが入っている・・・

XS650キャブ13

メインジェットを外して確認・・・

XS650キャブ08

30年くらい前の物にしては綺麗な方
エンジンも掛っていたので
こんなもんでしょ!

XS650キャブ07

光にかざして穴の通りも見るが
丸く向こうが見えるので
問題無し・・・

スロージェットはフロート室の内部から外す
フロート室の底の方にエイリアンが
蔓延っているのを確認

XS650キャブ06

サイドスタンドで止めてあった車両は
このようにゴミが片側に寄っている事が多い

こんな風にゴミの溜まっている場合は
スロージェットも詰まってるはずなんだけど・・・

XS650キャブ09

やっぱり向こう側は見えない・・・

XS650キャブ10

フロートとかを外してみると
上側にもタールのような黒い物体Xが潜伏していた・・・

XS650キャブ24

フロートバルブもちょっと段付になってる

XS650キャブ20

本当は交換したいところだが
オーバーホールではなく
分解清掃なのでこれも放置・・・

スロージェットはアイドリングを担当している部品・・・

その穴は非常に小さな物なので
キャブクリだけではなく
細い針金などで確実に通すのがポイント・・・

XS650キャブ30

もちろん通ったか?を
光にかざして確認する・・・

XS650キャブ28

丸く穴が空いていればOK・・・

こうして全ての真鍮部品を
確認しながら清掃していく・・・

真鍮らしくピカピカになればOK・・・

XS650キャブ33

なぜこのようにピカピカになるまで磨くか?と言えば
真鍮に付着しているのは
ゴミと錆の被膜なので
少し残っていると
すぐに広がっていくのだ!

こんな作業をしょっちゅうする人もいないので
出来るだけ長持ちするように
この作業の手を抜いてはいけないのだ!

あなたのキャブは大丈夫でしょうか?

本日はこれまで。

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Re: No title

グンさんこんにちは。

> 僕は最近超音波洗浄機で・・・
さすが最新機器を導入してますね~

> ・・・液体は100℃のお湯・・
家は最新機器の導入が出来る状態ではないので
今度、お湯を沸かして煮出してみます・・(笑)
ひょっとするとサラダオイルで揚げてみるのも有効かも?・・(爆)

結構本気で実験君なので
油で揚げている模様をブログにアップしますよ。

> 足回りのオーバーホール作業にも有効的
洗浄機なら出来ますね!

足回り部品は
煮る事も揚げる事も出来無さそうなので
TVショッピングのスチームなんかも効くかな?

貴重なアドバイスを頂きありがとさんです。

> 僕は最近超音波洗浄機で汚れを取ります
>
> これは変な溶剤等使わないし1番手間もかからなくいいですよ!
>
> ちなみに液体は100℃のお湯です
>
> あとはエアブローですんじゃいます
>
> 足回りのオーバーホール作業にも有効的です

No title

僕は最近超音波洗浄機で汚れを取ります

これは変な溶剤等使わないし1番手間もかからなくいいですよ!

ちなみに液体は100℃のお湯です

あとはエアブローですんじゃいます

足回りのオーバーホール作業にも有効的です

Re: サンドブラスト

騙しで売ってしまうならともかく

MCBJに依頼が有った物は
出来るだけコンディションを
維持できるようにちゃんとやりまっせ!

> サンドブラストばかり掛けまくる人を、私は知っています。
> ましてや!その後の表面処理もせずに!

サンドブラスト

サンドブラストばかり掛けまくる人を、私は知っています。
ましてや!その後の表面処理もせずに!

Re: No title

グンさんこんばんは。

良い質問を頂きました。

おっしゃる通り
真鍮と針金だと
間違いなく針金の方が固い

真鍮はどんどん削れてしまいますね!

画像にある針金・・・
実はステンレス製で表面が比較的につるつるしてる物

太さもスロージェットの穴より
若干細い物なのです。

穴に詰まった物が抜ければ良いので
ところてんのように押し出す感じ・・・

エアガンとかで吹き飛んでくれれば問題無しですが
頑固な物は押し出します。

針金系の物は角の立った曲がりの無い方が良いです。

俺はキャブクリも長時間漬け込むと
アルミや真鍮を侵食するので
ほとんど変わりは無いと思っております。

どうでしょうか?
> え~~~っと
>
> 俺の考えではいくら穴が通ってないとは言え針金は良くないと思ってます!
>
> なぜかと言うと  真鍮<鉄(荷札なんかも)
>
>
> という図式になると思います
>
> 要は固さの違いで穴の拡大になってくると思います
>
> 特に旧車はかなり減っているショートパーツばかりだと思うので出来れば金属系の物では突っつかないようにしてます

No title

え~~~っと

俺の考えではいくら穴が通ってないとは言え針金は良くないと思ってます!

なぜかと言うと  真鍮<鉄(荷札なんかも)


という図式になると思います

要は固さの違いで穴の拡大になってくると思います

特に旧車はかなり減っているショートパーツばかりだと思うので出来れば金属系の物では突っつかないようにしてます

Re: No title

ありがと~サンです。

心中はいつも真鍮のごとくピカピカしてまっせ!

心中にゴミが付きやすいのも真鍮の様だな?

> 心中お察し申し上げます。
> ってか・・ 真鍮だべさ!
>
> 涙目での細かい作業・・・ おつかれさまですた~

No title

心中お察し申し上げます。
ってか・・ 真鍮だべさ!

涙目での細かい作業・・・ おつかれさまですた~
Pagetop iv>
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
プロフィール

mcblackjack

Author:mcblackjack
バイクに乗り始めて30数年
親戚のおじさんが全日本MXチャンピオンのSPさんと友人だったのがきっかけかも?
自分で乗るのはそんなにうまくない
18歳でバイク屋さんのでっちとなり
一時は国際A級のメカニックなんかもして
プライベーターなのに年間ランキング2位を獲得するチームだった。
バブルの時代に生きていたので
海外で仕事したり、大手の企業に潜り込んだり
人の言うことなんか聞かないので
人生浮き沈みの激しい、大馬鹿ヤローでございます。

最近つき合っている人たちは、
「バイク変態」なんて讃えてくれますが
軽々しく「バイク変態」なんて呼ばずに
「筋金入りの、バイク変態」と呼んでほしい
今日この頃です。

このブログをみて
共感していただいた事やむかついた事など
どしどしご意見いただければ幸いです。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。